ブログは放置し過ぎましたカレー

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【過去ブログ紹介】3年前のインド留学ブログを紹介します!⑦

どうもひらつかそうるでっす!

前回の投稿でインドにある韓国人寮に入居することに成功

安堵の表情を浮かべた途端、緊張の糸が切れてしまい。

栄養失調になってしまう。

 

さあどうなる!?

そんなところから話はスタートします。

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体がだるい、寒い、そして体温を測ると

今までに観たことのないくらいの体温計の数字。

 

疲労とストレス。

まともに飯を食べていなかったこともあり栄養失調になってしまった。

 

完璧に緊張の糸が切れたからだ。

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1週間前に話は戻る。

一番大きいスーツケースを持ってきたが、無限に洋服があるわけではない

 

洗濯しないと。。。

 

洗濯機もないのにどうすればいい?

 

そんなことを考えながら街中を闊歩していると

道路のコンクリートを洗濯版代わりにしているインド人女性たちがいた。

 

いやいや、いくら何でもそれはできねえわ。

 

初めての一人暮らしは、インド。

しかもスラム落ち。

 

今まで家事をしてこなかった分のツケがここに押し寄せてきた。

(いやツケにしては重すぎる)

 

悩みに悩んだ結果。

持ってきた体洗う洗剤でTシャツとジーパンを洗おうと試みる。

 

Tシャツは何とかなったけど、

ジーパンはかなり重い。

紐を使って干そうとしても全然落ちてしまう。

 

諦めて錆だらけのベッドにかけることにした。

 

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1日のうちに一番きついのが

シャワーだ。

小学生のときのプール前に浴びるシャワーよりもかなり冷たい。

 

水圧も弱いから、かなり体と頭を洗うのに時間がかかる。

 

浴び終えることには、凍死しそうなくらい。体が冷え切ってしまう。

 

もうこんな生活いや。。。

シャワーを浴びているのか涙が出ているのか

もはやどっちか分からなかった。

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韓国人寮に入居後、

 

気を抜いたから、栄養失調になってしまった。

 

そりゃ、急に暖かいシャワーを浴びたら

感動して涙もでてくるよ。

 

洗濯機のガラガラって音がクラシック聞いてるみたいな

せせらぎに聞こえるよ。

 

そんな日本にいたら感じることのできない小さな幸せを感じたら

 

倒れてもいいよ。それくらい許してくれ。

 

カラダがだるい。

 

ドンドン!!!

 

誰かがノックしてきました。(嫌な予感が。。)

 

誰かと思い扉を開けると

 

この寮を紹介してくれた子だった。

 

なんだか国際フードフェスティバルがあるから行かないかというお誘いがきた。

 

精神的に追い込まれている自分に気遣って誘ってくれたのだ。

 

ゴリゴリに具合悪い

 

行くか迷ったが行くことに。

 

せっかく可愛い韓国人のからの好意を無駄にしない。

それもあるけど、

人のやさしさに飢えていたからだ。

 

インドに来てから、ひどい目にあい、騙され、首絞められて襲われ。

何気ないお誘いでも

人のやさしさがこれほど嬉しいんだと気づいた。

 

 

そんなわけで

お祭りへ。

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日本人がいるかもしれないから一緒に探してみよう。

二人に連れられてお祭りに来てみると多国籍のブースが大量にあった。

 

何回か回って探してみても見つからない。

 

すると

日本人ですか???

 

日本語で声をかけられた。

 

え?

 

振り向くと

インド人の女性に声をかけられた。

 

この女性はすごい。

なんと6ヶ国語を話せる。

日本語、韓国、フランス、 ヒンディー、英語、そしてマラティー語

 

日本語と韓国に関して言えばパーフェクトに話せる。

 

しかもドラマとアニメだけで話せるくらいになった言語の天才だ。。

 

仕事は何をしてるの?

 

さりげなく聞くと

 

BL漫画書いてる

 

ん何だって?

 

だからBLだってボーイズラブ知らない?

 

あと大学でアニメーションの教授もやってるよ。

 

全然なに言っているか、入ってこない。

 

 

しかも、

韓国人の二人もBL系は好きみたい。

BLトークをされて盛り上がってるのを脇目にガタガタ震える

 

初めての恐怖。それとも体調不良のせいなのか。。

 

ビクビクと震えていると 

 

なんか赤ちゃんみたいだよね。

 

 

多分英語もそこまで話せず。

だんだん言葉(英語)を覚えていってる赤ちゃん

 

あとほっといたら危なっかしいという理由でベイビーと名付けられた。

 

 

この3人からはインドでの生き方を教わった。

 

  1. 外国人だからといって舐められない方法
  2. いかにリキシャや買い物の時にボッタクリに合わないか?
  3. インド流の交渉術

 

 

ベイビーだから、これからどんどんたくさんのことを吸収していった。

そして最終的には

日本人最強クラスの生命力を持つことになっているとは

この時はまだ知らないのであった。

 

つづく